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英語ミーティング運営

quality assuarance

ITプロダクト開発は専門性の高い業務のため、英語で会議をするといろんな課題が出てきます。大きく分けると、課題は以下3つに集約されます。

オフショア開発 英語でのミーティングにおける3つの課題


1. 伝えたつもりが伝わっていない

こちらから何か要望を伝えたつもりでも相手は別の解釈をするため、成果物や回答が期待していたものとは違うことがあります。異文化コミュニケーションにおいてはこのようなケースは日常的に発生するため、認識違いは起こりやすいという前提に立ってやりとりを進める必要があります。

日本人には「行間を読む」や「相手の意図を察する」といった考えがありますが、異文化コミュニケーションではそういった考え方はないため、前提にある意識を変えてやり取りをする必要があります。

2. 分かったふりをしたが実際はあまり理解していない

これはオフショア開発パートナー側ではなく、発注する日本企業側によくあるケースです。英語でのやりとりをわかったふりをして会議を進めるが、実際は相手の要望や意図を十分に理解せず後続タスクを行い、相手の期待とは違う回答をしてしまうことがあります。

これは「分からないことをそのままにしている」や「質問することを恥ずかしいこと」だと思っていることが原因です。

グローバルなビジネス環境においては、英語が第二言語同士で仕事をするケースもあるため、基本姿勢は「分からないままで物事を進めない」というのが暗黙のルールです。

3. 論点がずれる

一つのテーマについて議論していても、相手がこちらの想定とは違う論点で話をし、議論がおかしな方向に行くことがよくあります。これもグローバルなIT開発現場ではよくみられる光景です。

なぜそうなるのかというと、相手が持つ前提や認識がこちらとは違うからです。

このようなコミュニケーションの課題をどのように解決しているのか、私たちの姿勢をご案内します。

ブリッジSEが考える英語ミーティング運営のコツ

意思が伝わっているかの確認をこまめに行う

あとになって認識齟齬が発覚する前に、発言の内容やこちらが理解している内容などをこまめに確認することが大切と考えます。

現地のオフショア開発パートナーにとっても、その方が安心されることが多いです。相手に確認する行為は、相手を理解しようと努力していることの表れであり、その積み重ねがいい成果につながると考えます。

アクションアイテムに落とし込む

ミーティングで目指す方向性は理解したが、短期的、中長期的に何をすべきなのか?この認識を合わせ、具体的なアクションプランに落とし込む作業が重要だと考えます。母国語で話していないからこそ、この作業は重要だと考えます。

落とし込んだアクションアイテムを確認し、認識に違いがあればそこを修正するなどして、さらにお互いの認識を合わせることができるという効果もあります。

お互いの背景を説明し、理解に努める

開発メンバーのバックグラウンドの違い、所属企業や部署の違いによって、それぞれが正しいと思っていることは違います。そこに言語の違いが加わると、お互いの背景や認識がどのように違うのかを理解すること自体が難しくなってきます。

だからこそ「なぜ今これを説明しているのか」や「どのような考え方に基づいてこの件を考えるべきなのか」など、発言の背景になる考え方を説明することが重要だと考えます。

異文化理解とはまさにこのような細かな配慮の積み重ねです。コミュニケーションにおいてこれが正解!というものはないと思いますが、少なくとも30カ国以上の人々とビジネスを共にしてきた経験から、上記はとても大切なポイントだと考えています。

少しでも共感いただけたら幸いです。

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