グロービス経営大学院 合格体験記 (2020年入学)

グロービス経営大学院(MBA)の募集要項、試験の概要を知りたい。合格した人の体験談を参考に、受験をするか検討したい。この記事はそんな方のための記事です。

グロービス経営大学院(MBA)募集要項

詳細はグロービスのウェブサイトに記載されているので、そちらを確認するのが一番確実ですが、募集要項の概要は以下になります。

出願資格

大学の学士取得者

該当者は卒業証明書、成績証明書を事務局へ提出し出願します。出願と同時に、グロービスが管理する「出願システム」にログインし、必要情報を入力します。(出願を希望した時点で出願システムのログイン情報など、事務局より案内があります)

以下の方は出願資格に満たない方となり、別途出願資格審査が必要です。詳細は事務局に問い合わせてみることをオススメします。

大学の学士を取得していない方

ビジネス経験が2年未満の方

出願日程

出願は「5月」「9月」「1月」と、年に3回受付けています。年度によってタイミングはずれる可能性があるので、必ずサイトで詳細を確認しましょう。

選抜方法

選抜方法は大きく2つのプロセスに分かれています。

1次審査

卒業証明書、成績証明書などの提出書類、出願システムの登録に加え、別途準備する課題エッセイの内容による審査

2次審査

面接と筆記試験による審査(ただし、単科受講にてクリティカル・シンキング講座を受講し、A/B/C判定のいずれかで修了した人は筆記試験免除)

出願料

出願時に36,000円を銀行振込、またはクレジットカードにて支払います。

グロービス経営大学院(MBA)受験スケジュール

僕は5月受験にて応募しました。準備、各審査にどれぐらいのリードタイムがあるのか参考にしてみてください。

出願

提出書類は4月下旬に提出、課題エッセイはゴールデンウィーク中に出願システムにて提出

1次審査結果発表

5月下旬

面接による2次審査

6月中旬

合否通知

7月初旬

グロービス経営大学院(MBA)合格体験記

ここからはどういうタイミングで、どういう意図を持って準備し、受験をしたのかを書きたいと思います。

クリティカル・シンキング講座を単科受講し、筆記試験を免除

まずは筆記試験を免除するために、クリティカル・シンキング講座を受講しました。

この科目はグロービスの看板科目といっても良いぐらい有名な授業になります。多くの学生がまず最初にこの科目を受講します。僕は2018年の10月に受講しました。

グロービスの授業内容を確かめるためや、これからやっていけそうか確認する意味でも、最初にこの科目を受講しました。受講してみてやっていけそうだなと感じたので、グロービスへの出願を決めました。

初回の出願募集にて応募

グロービスには毎年800名ほどの学生が入学します。最終出願タイミングの1月には応募が殺到し、競争率が他の時期よりも高くなると聞いていたため、僕は初回の5月のタイミングで出願することにしました。

2019年4月中に大学の卒業証明、成績証明などの必要書類を揃え、事務局に提出しました。その後出願システムにて必要事項を記入し、出願手続きを完了しました。

ゴールデンウィーク中に課題エッセイに取り組んだ

その後課題エッセイに取り組みました。

僕が出願した時の課題エッセイは以下のような内容でした。各質問に対し2,000文字ずつエッセーを書きます。2,000文字ずつって、結構な量ですよね…

Q1.(可能であれば過去 3 年以内で)一番情熱を持って取り組んだ仕事※について述べてください。なぜその仕事に熱中できたのか、一緒にやったメンバー、自己の価値観、スキルなど、その理由についても分かるように具体的に述べてください。また、当該経験について、もし他者を巻き込んで何かを始める、立ち上げる、もしくは変えるなど、「創造と変革」の経験として特筆すべき要素があれば、それについても記述してください(結果や実績の大小は問いません)。※仕事での実例がない場合には、学生時代や仕事以外の社会活動における経験でも構いません。

Q2.あなたがこれまでに直面した最大の失敗、もしくは困難な経験と、それに対して、どのように対応したかを述べてください。また、その経験から学んだことについて具体的に記述してください。

Q3.これまでのビジネス経験、もしくはその他これまでの人生を振り返り、あなたがビジネスパーソンとして、社会に対して成し遂げたいこと、また、そのためのキャリアプランも合わせて述べてください。そのような志やキャリアプランを持つに至った背景(きっかけとなった経験、人物や本との出会いなど)についても記述してください。さらに、成し遂げたい目的、キャリアプランにてらして、MBA(及びグロービス経営大学院)が、あなたにとって何の価値があるのかを述べてください。

Q4.今までどのような社会・地域活動(NPO 含む)、ボランティア活動、課外活動・サークル活動(大学・大学院時代)などをしてきましたか。もしくは、現在していますか。参加団体・活動期間・活動内容/役割等を記述してください。また、学業あるいは業務分野の表彰があれば記述してください。

*出典:グロービス経営大学院 募集要項

この分量のエッセーは思いつきで書けるような内容ではないと感じたため、ちゃんと時間を作って書きました。書くのに合計15-20時間はかけて、コツコツ書きました。

時間をかけて書いて良かったと思うことは、やはりこのエッセーに向き合うことで自分のこれまでの人生を振り返り、本当にグロービスでどういうことを達成したいのかを考えるきっかけになった点です。

親友に推薦状を書いてもらった

エッセイを準備している間に、親友に推薦状を書いてもらうようにお願いしました。先にグロービスに通っていた親友がいたので、その人にお願いして書いてもらいました。

推薦状の内容は定かではありませんが、せっかくの機会なので親友の応援を力にさせてもらいました。

無事に1次審査通過、2次審査へ

その後無事に1次審査を通過し、2次審査の面接試験へと進むことになりました。面接は6月中旬に行われ、当日の面接官はおそらく卒業生の方だったと思います。

少し緊張していたのですが、これまでの人生や、仕事における直近の課題と、グロービスに入ってどうなりたいのかを話しました。

面接では自分ことを素直に語った

面接で心がけたことは、自分の現在の状況と未来の目指す姿にどういうギャップがあって、それをグロービスに入ることによってどのように解決したいのかを、わかりやすく説明したことです。

過去の失敗にどのよう向き合ったかなど、正直に自分の状況を伝えて、グロービスで学ぶことによって変わっていきたい!と伝えることが大事だと思います。

その後7月初旬に無事合格通知をもらいました!2018年から半年も準備に時間をかけてしまいましたが、無事合格できてホッとしています。これからが本当の勝負なんですが、せっかく得た機会なので、入学してからも張ります!

これからグロービス 経営大学院を受験する方へのアドバイス

僕の経験を踏まえ、これから受験する方へ4つアドバイスをしたいと思います。

1.早めのタイミングで出願しましょう

1月出願には応募が殺到し、残りの定員を巡って競争率が高くなる、と聞いています。グロービス側としてもなるべく多くの方に入学して欲しいと思っているとは思いますが、定員は文部科学省によって決められたものなので、学校側で勝手に増員したりすることはできません。

なので入学を真剣に考えている方は、5月出願で応募されることを強くオススメします。遅く出願することで、あらぬプレッシャーを自分にかけない方が良いと思います。

2.エッセイにはパッションを込めましましょう

書類審査において、審査する人がアナタのことを知る手段は卒業証明書、成績証明書、課題エッセイのみになります。

各種証明書は経歴に嘘がないかを確かめるだけのものだと思うので、自己アピールはエッセイでしかできないことになります。

そういう状況を鑑みて、僕はエッセイにパッションを込めました。どれぐらい込めたかというと、2000文字でいいところを2500文字ぐらい書いて文字数オーバーしましたw

特にQ3の「MBAがアナタにとって何の価値があるのか」という問いではかなり大量に自分の思いを書きました。文字でしか自分のことが伝えられない時は、やはり文章でも熱意を伝えるべきだと僕は思います。

3.信頼している人に推薦状を書いてもらいましょう

MBAへの進学は自分の人生における新しい挑戦です。

日本国内でMBAに入学する学生は毎年2,000人ぐらいと言われています。逆に言うとそれぐらいの人数しかMBAに行くという決断をしない訳です。

これが多いか少ないかは置いておいて、アナタもその数少ない決断をする一人になります。そんな人生の大事な時期には、ぜひ信頼できる人を頼って、推薦状を書いてもらう方が良いと思います。

これは単純に「応援して欲しい」という意思表示と、応援してもらうことで「自分もその人の応援を無駄にせず頑張ろう」ということを再確認する、という2つの意味があると思います。

なかなかこういう機会はないので、遠慮せずに信頼できる人を頼ってみましょう。

4.面接では自分の言葉で語りましょう

面接官の方もアナタの挑戦を応援していると思います。逆に挑戦しようと思っていない人や迷っている人の言葉は、面接官にもそのように伝わるものだと思います。

なので、これまでの失敗や挫折を包み隠さずに話し、それを糧に自分がどうなっていきたいのかを話してみましょう。

たとえ目指している姿が大きなことでなくても良いと思います。世の中を変えたいと思ってMBAを学ぶことも正しいことだと思いますし、身の回りの人々の役にたちたい、という純粋な気持ちでMBAの門を叩くことも立派なビジョンだと思います。

実際に通学して感じるのは、どんな目標を持っている人もグロービスの先生方はは否定しない、ということです。グロービスは大きな夢を持っている人も、日常の仕事の質を上げたいと思っている人も、どちらも応援してくれる素敵な学校です。

まとめ

いかがでしたか?色々書いてみましたが、人生で重要な選択をしようとしているアナタにとって、MBA進学がより良いものになるよう願っています。そして無事合格されることを願っています!

少しでもこの記事が受験を目指すみなさんのお役に立てたら嬉しいです。