ビジネス書読んで泣いた:苦しかった時の話をしようか(森岡 毅 著)

森岡 毅さんはP&Gのブランドマネージャーとして活躍されていた日本有数のマーケターです。その後経営不振に陥っていたUniversal Studio Japanに移籍し、同社のV字回復に多大な貢献をした方としても有名ですね。(ご本人の動画はこちら↓)

森岡さんの著書「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」を読んだことがあり、いろんなことを学びました。

その彼が自分の娘さんに向けて書いたキャリア開発のためのアドバイス本「苦しかった時の話をしようか」を読んで学びが多かったので読書メモを残します。

ぶっちゃけ、ビジネス書読んではじめて泣いたww 森岡さんのビジネスに対する実直な姿勢がうかがえるだけでなく、深い家族愛にも触れられていて、読むと元気が出ます。

ネタバレ的要素もあるので、本を全部読んで学びたい方はこの記事をスルーした方がいいかもしれません。要点を知りたい方はぜひ読み進めてください。それではどうぞ。

森岡 毅 著「苦しかった時の話をしようか」で心に響いたフレーズ

会社は職能を身につけるための手段だ

ShuheiShuhei

フリーランスとして活動しはじめたからこそこの言葉には響きました。不確実性ばかりの世の中で、同じ会社にずっといることを価値とするより、「自分には何ができるのか」を突き詰めていく方が合理的だし、やりがいもあるよなー、と思った次第。

もちろん同じ志向の人ばかりではないと思うけど、成長志向の人はこの考え方取り入れるべきだなと思います。

会社は君のアジェンダ(達成したい意図)とは無関係の利害で存在するので君の想いは永遠の片思いとなる

ShuheiShuhei

こちらも激しく同意。会社の一番の関心事は株主価値の最大化であって、スタッフ一人ひとりの想いをすべて汲んでくれるようなものではない、ということ。その辺はある程度ドライに考えないと、働く中で自分に不都合なことがあった時に回復するのが大変になりますよね。

AIは仮説を立てることが苦手

ShuheiShuhei

AIは一定の情報からルールを導き出すアルゴリズムなので、コンテキスト(文脈)を把握して物事を読み解く能力はありません。でも世間では人間の仕事の大部分を奪うのではないか?という声もあります。

AIが奪うのはサボリーマンがやっている単純作業であって、付加価値の高いビジネスパーソンの仕事は奪われることはないでしょう、と納得したフレーズでした。

自分がコントロールできる変数は「己の特徴の理解」と「それを磨く努力」と「環境の選択」最初からこの3つしかない

ShuheiShuhei

これを前からもっと意識していれば、周りに惑わされずに生きていけたのに、と思ってしまいましたw

自分がやるべきことに集中することがいかに大事か、ということをあらためて認識したフレーズです。

高い職能を持つ代替がききにくい人の給料は高く、その逆は低くなる

ShuheiShuhei

「代替がききにくい人」というのがポインだなと。つまり一緒に働く人々必要とされてて、自分が相手にとってユニークに映っているかどうか。

自分のポジショニングをしっかりできている人は、組織人であってもフリーランスであっても価値が高い、と理解しました。

もしサラリーマンに向いていない人がサラリーマンの世界しか知らなければ不幸は続くだろう

ShuheiShuhei

これは森岡さんの実体験を語っているようにみえました。組織を飛び出して挑戦したいと思っている人にとって、こんなに説得力のある言葉はないかもしれません。

飛び出したいなら迷わず飛び出そうよ、ということですね。

情報とは人の知性があって初めて意味を持つようになる

ShuheiShuhei

データや事実を並べただけで分析と考えている人にとって、情報の価値を考えさせられる言葉ですね。

データを得る前の自分の仮説はなんなのか。得た情報からどんなことが読み取れるのか。何と比較してそう思うのか。得た情報をもとに次は何をすべきなのか。この辺を考えるクセをつけたいですね。

普通の人と同じようなことをしていたら普通にしかなれない

ShuheiShuhei

言葉では分かっていても、普通のことしかできない人が大半なんじゃない?と思いました。だからこそ昨日の自分よりも成長しようと毎日ベストを尽くすことに意味があるんだな、と再認識しました。普通じゃないことをしていこう!

1年前の自分と比べて一体何を新しくできるようになったのかを冷静に問うて欲しい

ShuheiShuhei

周りの人と自分を比べることに意味なんてなくて、昨日の自分と比べる毎日を送っていくことが大切ですよね。一年たったら当時の自分よりも成長できた!と褒められる生活をしていきたいな、と思いました。

結果を出さないと誰も守れない

ShuheiShuhei

ビジネスの厳しさとはこういうことですよね。結果が出ないと一緒に働く人たちをより良い環境に導くことができない。これはリーダーだからこそ言えることだと思いました。

実際森岡さんはこういう厳しい世界を歩いてきた方なんだと思います。

はっきり言うと、不安なのは君が挑戦している証拠だ

ShuheiShuhei

ビジネス界でトップグループを走っている人でも、不安と闘いながら毎日を送っているということなんだと思います。

不安になるぐらい難しい問題を解決した先には、また成長して違う景色を見ている自分がいるのかもしれないですね。

会社が給料を払っている対象は君の強みに対してであり、君が弱みを克服する努力に対してではない

ShuheiShuhei

今後独立した人生を歩んで行きたい人はぜひ覚えておくべきフレーズですね。自分が認識している自分の強み、周囲から評価されている自分の強み。そういうものを言葉で語れるようにならないといけないなと思いました。

好きなことでないと努力は継続できない

ShuheiShuhei

自分のやりたいことをやって、長期的にスキルを磨いていく。するとそれが自分の得意分野になっていく。

帰国子女でもない僕が、中学から英語の勉強を継続してきたおかげで自分の強みになりました。実感していることがあるからこそ、このフレーズは響きました。


まとめ

いかがでしたか?今回紹介したのは心に響いたフレーズでしたが、戦略家である森岡さんならではのブランドエクイティ論など、キャリア開発に役立つフレームワークも紹介されていてかなり勉強になりました!この本で読んだ内容を意識して毎日過ごしています。

やっぱり読書メモをアウトプットすると、自分の考えも整理されて良いですね。これからも良い本があったら読書メモに残したいと思います!